一般社団法人 耐震住宅100%実行委員会の根幹とも言える、新耐震基準策定ワーキンググループの活動目的はズバリ 地震で倒壊しない家を建てるための基準を検証し、独自の新しい耐震基準をつくることです。 ちょっと難しそうに感じるその活動内容を、分かり易くかつ大胆に掘り下げながら、住宅業界の方はもちろん、一般の皆様にも興味深く理解していただけるよう、全3回のウェビナーを開催しました。多くの方々に、本当の「耐震住宅」の在り方を伝えるために動画を公開しています。
第1回目は、耐震性確保の方法を整理するべく「建築基準法を断捨離しよう」と題して、「基準法壁量計算」「性能表示壁量計算」「許容応力度計算」と複雑に存在する3つの耐震基準で、いったい何が違うのか、を掘り下げていきます。まず「日本の耐震基準100年」の変遷を振り返り、なぜ複数の基準が存在するのか、を検証。そして今なお、建築基準法第六条一項四号、構造の審査が免除される「いわゆる四号特例」の建築物が、多くの木造住宅に該当している事実に行き着きます。
国の耐震基準である「建築基準法の壁量計算」は、果たして最低限の基準なのか?
さらに「性能表示の耐震等級」と「許容応力度計算の耐震等級」はどのように違うのか?
長期優良住宅で耐震等級2の住宅は、どうして熊本地震で倒壊してしまったのか?など、複雑に存在する計算に対して、メスを入れていきます。
第1回 【建築基準法を断捨離しよう!】 2021年5月20日(木)開催しましたセミナー動画です。 [25:39]
出演:一般社団法人 耐震住宅100%実行委員会 田鎖代表理事・星野貴行理事・高倉潤理事
第1回 【建築基準法を断捨離しよう!】
第2回 【倒壊する家・しない家?】 動画視聴はこちら
第3回 【構造計算しませんか!】 動画視聴はこちら