耐震住宅100%実行委員会とは
2014年に任意団体として活動を開始した「耐震住宅100%実行委員会」は、日本における真に品質の高い耐震住宅の普及や、人々が安全で幸福に住まうことができる住環境のさらなる向上を目的として2017年9月1日に一般社団法人化いたしました。
「耐震住宅100%実行委員会」は、日本全国の工務店及び住宅関連企業の賛同と緊密な連携のもとで、地震が起きた後で人が死なないための家と町をつくり続けていきます。
名称
一般社団法人耐震住宅100%実行委員会
設立日
2017年9月1日
所在地
東京都港区港南1-7-18 A-PLACE品川東(株式会社エヌ・シー・エヌ内)
理事・監事(敬称略)
代表理事 | 田鎖郁男(株式会社エヌ・シー・エヌ 代表取締役社長) |
理事 | 秋山浩史(株式会社アキヤマ 代表取締役) |
理事 | 酒井良子(松代建設工業株式会社 代表取締役副社長) |
理事 | 笹川晋也(株式会社エーティーエム建築 代表取締役) |
理事 | 高倉潤(西日本グッドパートナー株式会社 取締役副社長) |
理事 | 星野貴行(株式会社星野建築事務所 代表取締役社長) |
理事 | 宮部英門(宮部建設株式会社 代表取締役社長) |
理事 | 福田明伸(フクダ・ロングライフデザイン株式会社 代表取締役) |
監事 | 小針美玲(株式会社KURASU 代表取締役) |
主な事業
- 日本国内における法規制等に対する検証と具体的政策提言事業
- 新たな耐震基準の策定事業
- 耐震性能の向上に資する技術研究事業
- 住宅の耐震化に関する普及啓発事業
- 耐震住宅の普及・国土強靭化のための公益信託事業
- 前各号に掲げるもののほか、当法人の目的を達成するために必要な事業
組織図
ワーキンググループ(WG)の活動報告(2017年9月〜2018年8月)
新耐震基準策定WG
「木造住宅」における構造計算の重要性について、科学的な調査に基づく研究活動を行っています。建築基準法や品確法が定める耐震基準の違い、壁量計算と構造計算による理論値の差異を実際のシミュレーションに基づいた解析により明らかにすることで、真に「安全」と言える独自基準を策定し公表していきます。
総合技術研究WG
新築からリフォームまでの包括的な木造住宅の耐震化技術の研究開発とその実用化を推進していきます。本WGにて開発する耐震100推奨基準に準拠する技術やサービスは、本法人を構成する社員企業各社を通じて住宅市場に提供されるものであり、また、新築市場のみならずリフォーム市場に対しても積極的に取り組んでいきます。
ビルダーズネットワークWG
「耐震住宅100%実行委員会」は、全国各地の工務店・住宅関連企業を社員とする非営利団体です。「地震が起きた後で人が死なない家を作り続ける」という活動理念を共有し、建築基準法4号特例の廃止等、その実現に向けた各種勉強会やセミナーを開催し、会員各社間の情報交換やコミュニケーションのための機会を提供していきます。
コミュニケーションWG
耐震住宅の重要性を広く伝える一般生活者向けの情報提供やコミュニケーション活動を実施しています。当法人の様々な取り組みや耐震住宅に関する専門的な知識等をわかりやすく解説し、リフォームから新築まで、耐震技術に関する情報を幅広く紹介していきます。また、行政や自治体による各種助成制度等についてもご案内しています。
外部ネットワークWG
私たちの社会の構造が大きな変革期を迎えている現在、住宅の耐震化とは、地域コミュニティの再生につながる重要な社会課題でもあります。当法人では、家−町−社会といったフェーズを横断的に捉え、耐震化を基軸としながら、産官学の様々な知見との交流により、家と町、コミュニティの強靱化を図っていきます。